ロゴには、企業や商品やサービスを印象付けたり、競合と差別化したりする役割があります。

 

良い商品やサービスにロゴを付けると、信頼という付加価値がロゴに付いてきます。

 

また、ロゴが持つ力は販売力だけではありません。企業の理念を反映したロゴは、社内の団結力やビジョンの浸透を促す役割を果たします。

 

ロゴは、まさしく企業の顔であり、ブランディングの鍵になるシンボルなのです。企業のさらなる繁栄を目指すため、是非ロゴのデザインに力を注ぎ、上手く活用していきましょう。

 

 

ロゴは必要？

 

会社や店舗を立ち上げたことがある人は、１度はロゴを作らなければ…思ったことがあるかもしれませんが、そうでなければ、ロゴについて考えたこともないものです。

 

でも、私たちは、日常生活の中では数えきれないほどのロゴを目にしています。

 

このようなロゴは本当に必要なのか、考えてみました。

 

ロゴとは

 

ロゴ＝シンボルマーク＋ロゴタイプ

 

シンボルマーク…目印になるマーク

ロゴタイプ…ロゴに使われる文字列で、社名や店舗名になることが多い。

 

ロゴがないと

 

身近なところで考えてみましょう。スーパーで買うお菓子にロゴが入っていないなら、どのように感じるものなのでしょうか？「偽物？」と疑いませんか？

 

当たり前のように見慣れているものなので、なくしてしまうと少し不安を感じるのではないでしょうか。特に特定の企業や店舗のファンであれば、なおさらです。

 

 

 

ロゴの役割

 

なんとなくロゴが必要だと漠然と思っていても、実際どのような役割があるのかしっかりと理解しないと、ロゴ作成をためらってしまいます。

 

そこで、ロゴが果たす重要な役割について考えてみましょう。

 

企業の認知度を上げる

 

人間は文字よりも、絵や画像のほうが記憶に残りやすいといわれています。それは絵や画像は右脳で処理され、感情や直感も右脳が関係しているので、ロゴのように右脳に訴えるものは、商品やサービスのイメージ付けに効果的なのです。

 

企業やお店の特徴を上手に表現しているロゴは、消費者が感覚的に訴えるきっかけになります。

 

企業のイメージ作り

 

良いロゴを使うと、取引先に良いイメージを与え、企業の価値を上げることにも繋がります。

 

ロゴとは企業にとっての顔です。特に企業理念が表れているロゴは、企業イメージや信頼性が植え付けられています。一度信頼性が付いたロゴは、ロゴが付いているだけでその企業が提供する製品やサービスの価値に安心感を与えるため、利用していただけるようになるのです。

 

社内に向けての役割

 

ロゴには企業理念、企業が目指す方向性、あり方が込められています。そのためにロゴを毎日見ることで、社員に共通する意識を持たせて、団結力を向上させることができます。「みんなで同じ方向に向かって頑張ろう」という一体感が生まれやすくなるのです。

 

 

企業ブランディングにおけるロゴ

 

企業を知ってもらい、信頼してもらうためにロゴが必要不可欠なのは前述の通りなのですが、どのようなロゴを作ればいいのか、一度ロゴを作ると、なかなか変えることがないので、しっかり考えて作らなければなりません。

 

企業ロゴ作成ポイント

 

ロゴを作成するときにはたくさんのポイントがあります。

・どんな機能を果たすロゴか？

・見た人にどのような印象を与えたいか

・企業名かブランド名か？

・漢字　ローマ字　かたかな　ひらがな？

・カラーは？

・企業イメージが視覚的に表現できているか？

・企業コンセプトが見えてくるか？

 

作成しようとしているロゴが企業のロゴとして機能しなければ、意味がありません。悩んだときはデザイナーに相談することをお勧めします。

 

一目で伝えたいことを伝えられるデザイン、好感度が高いデザイン、目を引き付けるデザイン、信頼性を上げるデザインにすることが重要です。

 

企業ロゴの活用方法

 

ロゴを作成したら、しっかりと活用しなければなりません。

 

まずは自社のホームページ、名刺から始めてみましょう。会社案内、DM、カタログ、SNS関係、請求書、納品書、封筒など。

 

人は何度も繰り返して見ることによって、信頼性を高めていく傾向にあるようなので、目につくところには、ロゴを活用していきましょう。

 

ロゴの著作権

 

ロゴの著作権には注意が必要です。

ロゴはロゴを作成した人（制作業者）に著作権があります。企業としてロゴを活用していく場合は、忘れずにロゴの著作権を譲渡してもらった方が良いです。

 

著作権譲渡の対応方法は制作業者によって違いがあるために、ロゴの作成依頼の際には確認してください。念のために著作権譲渡証明書の発行をお願いしておけば、今後安心してロゴを活用できます。

 

まとめ

 

世の中には様々なロゴが溢れています。企業の顔ともいえるロゴは、ブランディングに重要な役割を担っているのですから、一度決めるとそう簡単に変えることができません。会社の理念がしっかり伝えられるように、難しく面倒なことがあっても、納得がいくまで考え抜き、後悔のないようにしましょう。