Google広告をBtoBで効果的に活用する方法

Google広告をBtoBで効果的に活用する方法

国内で約80%のシェアがあるGoogleGoogleアカウントを持っていれば、誰でも簡単に広告を出すことができます。

 

顕在客を集めるならリスティング広告、潜在客を集めるならディスプレイ広告というようにターゲット層によって活用する広告を選択できるのもGoogle広告のよさです。

 

今回は、Googleの広告の使い方について説明して行きます.

 

Google広告の種類

 

Google広告には7種類の広告があります。

 

リスティング広告(検索連動型広告)

ディスプレイ広告

ショッピング広告

アプリ広告

ファインド広告

ローカル検索広告

 

です。

 

ここではリスティング広告とディスプレイ広告について紹介します。

 

リスティング広告

 

リスティング広告は、検索結果を表示されるテキスト広告です。

 

入札金額によって掲載順位が決まるのが特徴です。

 

 

 

 

費用はクリック課金方式で、クリックされれば料金が発生する仕組みです。クリックの単価は入札方式で、広告主自身が設定します。

 

広告を表示させるには、最低入札価格以上の設定が必要で、キーワードによって変動します。

 

ディスプレイ広告

 

ディスプレイ広告は画像や動画などで表示される広告です。

 

リスティング広告は、検索キーワードで調べてくるユーザーなので、何らかの問題が自身の中で顕在化されています。

 

ディスプレイ広告は、様々なWebサイトやアプリに配信されます。そして、気づいた人がクリックする。いわゆる潜在層に対する広告です。

 

 

 

 

配信戦略を考える

 

広告配信するには、戦略が必要です。

 

広告は基本的にキーワードの選定で成果が決まります。キーワードを戦略的に選定して課金割合を変えていきます。

 

キーワードを選定するカテゴリーは5つです。

 

・会社名、サイト名

BIGキーワード

・複合キーワード

・テールキーワード

・広義キーワード

 

会社名、サイト名

 

会社名やサイト名で検索してくる人がターゲットです。

 

低いCPACost Per Action)でコンバージョン数を見込めるため、1日のキャンペーン予算の設定に配信抑制がかからないように配信を行います。

 

BIGキーワード

 

BIGキーワードは、検索数が多いキーワードです。検索するユーザーは、様々な思惑を持っています。

 

例えば、SEO

 

SEOって何?」「SEOってどうするの?」「SEOのやり方」「SEO対策方法」「SEOの運用方法」「最新のSEO情報」{SEOの費用}など、ユーザーは様々な意図があります。

 

ですから、認知度を高める役には立ちますが、ユーザーの意図と合うかどうかは分かりません。

 

順位や入札単価の調整を行いながら運用していきます。

 

複合キーワード

 

複合キーワードとは、いくつかのキーワードを組合わせたキーワードのことです。

 

先ほどのSEOを例にあげると「SEO 対策 費用」といった感じです。

 

BIGキーワードと比較した場合、ターゲットが明確になります。

 

SEO 費用」ですと、SEOにどれくらいの費用がかかるのかを知りたい人になります。

 

しかし、ターゲットはまだ具体的ではありません。

 

SEO 費用」は、まだ漠然としていて、何をどうするかによる費用まで具体的になっていません。

 

アクセスの獲得状況を見極めながら入札単価を調整します。

 

テールキーワード

 

テールキーワードは、検索数は少ないけれども、ニーズが具体的になってます。そのため安価にコンバージョンが獲得できるキーワードです。

 

SEOを例にあげると、「SEO コンテンツ作成 費用」とした場合、SEOのためにコンテンツを作成する費用が知りたい人と、ターゲットが明確です。

 

クリック数を見ながら、広告単価を調整します。

 

広義キーワード

 

広義キーワードは、BIGキーワードよりもさらにクリック数の多いキーワードです。

 

「ダイエット」「働き方改革」などです。

 

クリック単価の設定によっては、たくさんのユーザーを集めることができますが、入札単価もかなり高めになります。

 

単価とクリック数だけでなく、コンバージョン率も見極めた運用が必要です。

 

 

 

 

広告で効果を上げるコツ

 

広告は、単に出稿しているだけでは、目覚ましい効果は上がりません。

 

H3効果のよいところに配信を寄せる

 

広告をやり始めた時は、幅広く配信していきます。その中で、どのキーワードにアクセスがあるのかを調べます。

 

そして、効果のあるキーワードを選定します。その際に調べるのは、日時・デバイス・地域です。

 

日時は、クリックが多い曜日や時間帯。デバイスは、パソコン、スマホ、タブレットと何で見られているか。地域は、どこで見られているか。

 

これらを総合的に判断して、効果のよいところに配信を寄せるようにします。

 

 

 

 

Google 広告以外の選択肢

 

Google広告は、リードを集めるのに重要ですが、近年、キーワードのクリック単価が上昇しているためCPAが高くなる傾向です。

 

Google広告以外の広告も選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

 

Microsoft広告

Amazon広告

LinkedIn広告

Facebook広告

 

Microsoft広告

 

Microsoft広告とは、マイクロソフト社が独自の検索エンジンBingへの広告です。

 

広告の種類は、検索広告ディスプレイ広告です。

 

Bingの利用シェアは、202112月は10%でしたが、202212月は16%を超えています。

 

この背景には、Windowsがインストールされているパソコンを購入した場合、デフォルトでBingがインストールされているからです。

 

今後も利用者の割合が伸びていくのではないでしょうか?

 

Amazon広告

 

Amazon広告を始める場合は、Amazonへの出品・出店が必要です。Amazon内で売上を上げたいと思うならAmazon広告はお勧めです。

 

アマゾン広告の詳細はこちら

https://www.kwm.co.jp/blog/amazon-ads/

 

LinkedIn広告

 

LinkedINは、ビジネスに特化したSNSです。

 

国内の利用者数は300万人強で、他のSNSと比べると少ないですが、今後の成長が見込めます。

 

特に、採用・求人に利用されることが多いようです。

 

Facebook広告

 

Facebook広告は、費用対効果が高いと人気があります。Facebookだけでなく、Instagramにも配信することができます。

 

届けたい属性のユーザーのみに広告表示させることができるので、低予算で出稿できるのが特徴です。

 

 

まとめ

 

Google広告を活用する場合は、ターゲットを明確にすることです。

 

明確になれば、どんなキーワードで、どのような広告配信をすれば効果的なのかが分かります。

 

キーワードの選定は、ユーザーの思惑が多いビッグキーワードだけを選ぶのではなく、ある程度、ユーザーが必要としているものが分かっている顕在化された複合キーワードやテールキーワードを選ぶようにしてください。

 

また、Google広告だけでなく、Microsoft広告やSNS広告も検討してみることをお勧めします。